本文へスキップ
観光案内板
朝日の滝

朝日の滝縁起
 法尻諏訪の山々4から湧き出る此の滝は霊験があり、不治の病も治すといわれ人々に親しまれてきた。
 昔一人のハンセン病患者が一心に病気平癒を祈りこの滝に打たれていたところ、何処からともなく現れた一匹の白蛇が病人の患部をなめつくして立ち去ったという。打たれ終わり我に返ると既に病は完治していた。
 この事が知れ渡ると全国から沢山の参拝者が訪れ、参道には茶店・旅籠が立ち並び賑わったといわれている。
 堂内には阿弥陀如来、薬師如来、不動明王、賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)の四尊が安置され秋には盛大な祭りが行われている。
 又此の社には六十年毎に大祭が行われ祭りの前年なると境内の欅の葉が県下一円に舞い散り来年の祭りを知らせたという言い伝えがある。
 その大欅も度重なる台風の被害により今は社の南側に一本残すのみとなった。
 県下でも屈指の巨木である。
平成18年3月吉日
呉羽山観光協会
富山市婦中総合行政センター農林商工課

 朝日の滝
大欅の木
 

安田不動堂

不動堂の右横から滝へ